11.他を羨むこと 学校で友人が快活にはなしていれば、直ちにこれを羨み、スポーツの話を聞けば、自分もテニスをやらなければ人に後れるように思い、また他人が気持ちよく朝の挨拶をしていると、自分もあのように社交的にならなければ・・・
「視線恐怖」の記事一覧(3 / 5ページ目)
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記No.4
6.人に見られるのを気にすること。 重症の対人恐怖症(視線恐怖)患者は人と対座するとき、または汽車、電車の中で、常に人に見られるように思い、顔がこわばり、口の周りがしぼむような気がする。 重症の対人恐怖症(視線恐怖)患者・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記No.3
現在症 1.赤面恐怖症。 十四歳頃から、全ての人に対して現われ、十九歳頃から、特に女に会えば、赤面と同時に、顔から汗がポタリポタリと落ちるほど出る。 話し相手が未知の人で、教師であれば、脇の下から先に汗が出る。 デパート・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記No.2
強迫観念の連続 重症の対人恐怖症(視線恐怖)患者の既往歴 生後直ちに、父の兄の家に、養子となって育てられた。 小学時代、家では暴れるが、外では恥ずかしがり屋で「内弁慶」としゃく名されていた。 八歳の夏、養父が病気にて転任・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記No.1
およそ対人恐怖症患者は、自ら気の小さいはずかしがりやであると称して、しかも無遠慮で、人の迷惑を意としないという特徴がある。 治療に関して、問い合わせの手紙でも、はなはだ委しい長いものが多く、稀には郵税不足などもあって、重・・・
対人恐怖症(または赤面恐怖)とその治し方NO.7
なお対人恐怖症の心がけるべき態度を挙げれば― まず第一に、デュボアの説得療法でもいうように、これと同じく常人が常識で忠告し訓戒するように、患者に対して「気を小さくしてはいけない、大胆になれ、勇気を起こせ」とかいうことがあ・・・