主婦の宇佐美さん(仮名)は、健康には人一倍気を使っています。 食材は、野菜なら国産有機野菜を選び、加工品も添加物や保存料を使用していない品物を選びます。 一日一万歩あるくことを心がけ、朝晩のストレッチも欠かしません。 そ・・・
「対人恐怖症の症状」の記事一覧(2 / 18ページ目)
電話恐怖ー電話に出るのが怖い
短大卒業後、事務用品メーカーで働いている飯島さん(仮名)は、明るい性格で仕事にも前向き。 電話が鳴れば2回コール以内にとることを心がけ、取引先の評判も上々です。 ある日、先輩に渡した取引先から受けた電話の内容を書いたメモ・・・
スピーチ恐怖ー人前で話すことが怖い
青木さん(仮名)は4年制大学を卒業後、中小企業に就職した勤続20年のサラリーマンです。 職場は和気あいあいとした雰囲気で、これまで人間関係に困ったこともなく、会議でも活発に発言する青木さんは、入社以来順調に昇進してきまし・・・
森田療法でみる神経質症の治療
従来の治療法は、本症が神経の衰弱に基づくものであるという考えから、神経系統の安静と快復をはかるという意味で、休養、鎮静剤、強壮剤等が用いられたのである。 かかる療法がほとんど効果をあげ得なかったのは、本症の成因から見ても・・・
森田療法でみる症状固着の理由
1.ヒポコンドリー性基調 同じような体験があって不快感があっても、ある人はその時だけのことで後に残らないが、ある人は神経質症状としていつまでも悩みの種子になるのはなぜであろうか。 森田正馬教授は神経質症状発生の基礎はヒポ・・・
森田療法でみる神経質症状
神経質症状は人によってさまざまであり、なかには一人で数種の症状を持つものもあり、またある時は対人恐怖症、ある時は不眠症とか同一人で症状が移り変わることもある。 症状の形は種々あるが根本は同じようなもので、治療の原因も共通・・・
森田療法でみる神経質症状と対人恐怖症
神経衰弱という言葉ほど濫用されている学術語は少ない。 この点では一般の人々も非専門医も五十歩百歩である。 神経衰弱が昂じて精神病になったとかいわれているが、神経衰弱は精神病とははじめから別のもので、神経衰弱はいくら昂じて・・・