例えば、人前での朗読で字を間違えて読んでしまって、顔が真っ赤になってしまったとしましょう。 すると、よく真っ赤になって「かわいい」とか言われたりします。 これは、チャンスだと思ってください。 対人恐怖症の人は本当は、きち・・・
「対人恐怖症の治療」の記事一覧(9 / 15ページ目)
対人恐怖症を克服する緊張する朝の挨拶
学生の気心知れた友達に朝の挨拶する時はあまり緊張するかもしれませんが、アルバイトや会社などで朝の挨拶する時って緊張しませんか? 私も昔は、むちゃくちゃ緊張しました。 今でもほんの少し緊張します。でも挨拶した後、すがすがし・・・
対人恐怖症と罪の病理
罪の意識が顕著にみられる<視線恐怖>段階の症状構造を明らかにすることにしたい。 <赤面恐怖>→<表情恐怖>→<視線恐怖> 症状変遷の進展とともに前段階の症状が背景化・潜在化する。 その過程をくわしくみると、面白い現象が認・・・
日本における対人恐怖症の統計的特徴
どのような病気にも好発年齢というものがあるが、とくに精神的な病いは精神身体的発達と深く関連しているものが多く、したがって好発年齢は、精神病理学的構造を知るうえの大切な手掛かりになる。 対人恐怖症が発症しやすい年齢は、中学・・・
対人恐怖症の精神病理学序論と森田療法
神経症について、森田正馬の神経質論、フロイトにはじまる精神分析学的理論、ハイデッガーなどの哲学を援用する人間学的理論、学習理論にもとづく行動療法学説など、さまざまな精神病理学説がたてられ、それぞれの理論的立場から、各種の・・・
対人恐怖症を克服するにはやっぱり、結局は勇気の問題
対人恐怖症も社会不安障害も治し方は同じで、恐怖を受け入れて行動し考え方を修正していく。 これに尽きます。 でも、それが簡単にできたならば苦労はしないですよね。 大切なポイントは、恐怖を受け入れて行動するということになりま・・・
森田療法と対人恐怖症
社交恐怖と対人恐怖症 ピエール・ジャネという人の名前はご存知ない方も多いかもしれません。 オーストリアの医師で無意識の心理学と、それに基づく心理療法である精神分析を始めたジグムント・フロイトの影響を受けた精神分析の大家で・・・
対人恐怖症は儒教文化に特有か
対人恐怖症は恥の文化の日本や中国、韓国の一部でしか見られないと言われてきましたが、実はアメリカでも比較的重症なタイプの対人恐怖症の症例が10年以上も前にニューヨークにあるコロンビア大学のリーボビッツ教授らのグループにより・・・
対人恐怖症と境界文化の知恵
本サイトであげた対人恐怖症例のなかには、見方によって境界例といっていい例が存在する。 それらを著者がなぜ境界例と診断しないのかということの、最も大きな理由は何か。 それは、これらの患者が分割の機制によって自己の矛盾を安易・・・
対人恐怖症と社会恐怖症の微妙な違い
”落ち度があっても謝らない欧米人” 第三に、外国に留学した日本人の比較研究をみてみよう。 里村淳氏の西ドイツでの研究や八島章太郎氏のオーストリアでの研究によれば、視線恐怖はないか、あっても加害者意識が希薄だとのことである・・・