“心を開いて生きているか” 対人恐怖症の人は他人の眼に映る成功がなぜそんなに大切なのか。 それは、自分が大切でないからである。 ところで、信ずることや愛することが同時に起きるとすると、これはどういうことになる・・・
「対人恐怖症の治療」の記事一覧(11 / 15ページ目)
対人恐怖症の人の己惚れ
”デモクラシーと対人恐怖症” デモクラシーは三十歳以下の若者に任しておくのは危険である、といった調子で何でも話題にし、時には話が脱線するのもといわないのが、対人恐怖症の治療技法としての自由連想法的雑談だ。 もう一つの逸脱・・・
対人恐怖症じゃない人だって緊張する
”まず、型をつくる” 対人恐怖症の治療的に大事なのは、これまでのべてきた多くのことがらについてと同様、自分だけがそうだと思い込んでいる対人恐怖症患者に対して、他の多くの人たちも必ずしも型が決まらないことに注意を向けさせる・・・
対人恐怖症の人が今必要なのはモデルチェンジ
●”不信の世界”を打ち破る ”モデルチェンジが必要” この世の中には、心をうちあける親しい友人や恋人をもっているひとがいる。 他人の心を理解し、他人に寛大であるために、周囲の人から信頼されている人もいる。 かと思えば、自・・・
対人恐怖症と「型」
”「型破り」が怖い” 「間」の困惑が著しければ、その相応の「型」の崩れも目立ってくることが予想される。 D子さんやFさんはそのような例で、たとえばD子さんの生き方は型破りというより、好きな男性と性交渉をもつ際に失敗する可・・・
対人恐怖症の人は思ってもみなかった人と付き合ってみる
”思ってもみなかった人と付き合う” 対人恐怖症の人が他人の好意を信じられないのは、好意のない人達にかこまれて生きてきたからである。 好意のない世界に生きてきた対人恐怖症の人は、他人の好意を信じられない。 しかし好意に満ち・・・
対人恐怖症者が「間」の文化をつくる
”対人恐怖症者が「間」の文化をつくる” あるテレビ番組で聞いたベテランの外交販売員の話にいたく感心したことがある。 その人によると、このような仕事に向くのはむしろ内向的な人なのだという。 そういえば、自分は内向的でこの種・・・
対人恐怖症の人の他人の期待の重圧からの解放
”まちがった期待に苦しむ” アメリカの心理学者シーベリーは「私たちにとって、人生は人生そのものではない」と書いている。 そのとおりであろう。 対人恐怖症の人は、他人が自分に期待する人生を自分の人生であるべきだと思っている・・・
対人恐怖症と躾における二面性
”嬉し泣きは日本の文化” いまの若者は違う、といわれるかもしれない。 しかし、たとえば自分の学校のチームが勝って手放しに喜びを表すアメリカの応援団の女性たちと、勝って涙、涙の日本の応援団の女性たちとの間に見られる感情表現・・・
対人恐怖症の人が付き合う人
”プライドが高い人は自分が嫌い” 対人恐怖症など精神的障害を持つ者は、自分の嫌いな人間とつきあおうとする。 心の底でもっとも嫌いな人間と付き合う。 そしてその人間からなかなか離れることができない。 対人恐怖症のストレスで・・・