自分は苦しくても人を喜ばせる 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第六十八日・・・午後、先生に根岸病院に連れて行っていただく。 病院では、講演のあった後、先生が、自分の日記を読まれて、自分の治病経過を説明して下さった。 ・・・
「対人恐怖症の克服の考え方」の記事一覧(5 / 19ページ目)
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.17
劣等だから人より以上に努める 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第六十三日・・・弟に、手紙を出す。 病覚に捉われている間は、しきりに弟に対して、なにゆえに自分に同情してくれないかと不満に思った。 そして弟の良い点を見て・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.16
睡眠は五、六時間でよい 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第五十一日・・・午後、先生と一緒に松坂屋へ行く。 百貨店へ行くのは、数ヵ月振りのことである。 行ってみて、自分の様子のかわっているのに驚いた。 以前は、汗を流し・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.15
見栄ばかりを自覚する 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第四十六日・・・今日、先生が患者に対するお話の要点は、「自分は、見栄を張っているものである、ということを自覚すればよい。 自分の心の事実をありのままにみればよい。・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.14
ものそのものになる 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第三十四日・・・先生と一緒に、木材を買いに行く。 帰りには、荷車に積んで、自分が引っ張って来た。 人の引くのを見ると楽なようだが、実際に当たってみると、足が宙に浮い・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.13
治そうとすれば治らない (重症の対人恐怖症(視線恐怖)患者の入院第二十三日から、読書、外出を許した。) 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第二十四日:・・・午前中は、大工の手伝いをした。 ・・・午後、患者さんに頼まれて・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.12
重症の対人恐怖症(視線恐怖)の克服日記第十三日:(六月三日)・・・今日は、今までのように、別段仕事を探そうとしなかったが、何かしら絶えず働いていた。 人に何か皮肉を言われても、ただ辛抱していれば、次第に消えていくことがわ・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.11
修養のための作業は不可 重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服日記第四日:・・・他の患者から、廊下の雑巾を洗うのに、石鹸をつける必要はない、と注意された。 今日、先生のお話のうちに「皆が、従順な模型的な練習をしたり、修養のため・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.10
独りよがりの愚か者 重症の対人恐怖症(視線恐怖)患者の日記再入院・第一日(四月八日):・・・無断退院後、仕方なしに、はじめのうちは学校に行き、友人と気を紛らかした。 しかし、頭の底に、取り返しがつかない、ということが離れ・・・
重症の対人恐怖症(視線恐怖)克服記(治療編)No.9
対人恐怖症の地獄 後、一週間して、重症の対人恐怖症(視線恐怖)患者の四月十五日付けの手紙。 「・・・冷静になって、はじめて自分が、いかに非理性的なことをしたかがわかりました。 退院当夜より、三、四年以前の猛烈な不眠および・・・