”リンゴのように真っ赤になろう” このような事実を考えると、たとえ赤面恐怖症患者が赤面の悩みを執拗に訴えようとも、赤面恐怖とは赤面することのできない病いである、といわざるをえないのだ。 この点を見事に喝破し、その後の対人・・・
「対人恐怖症の克服の考え方」の記事一覧(18 / 19ページ目)
対人恐怖症者と親との戦い
ある人は、様々な苦しみから逃れるために自殺しようとする。 対人恐怖症の人はいくら自己鍛錬しても、症状が悪化するばかりだからである。 ところが一方に、賢明にも、自分の過去を勇気をもって反省することで対人恐怖症から救われた人・・・
対人恐怖症と地獄からの使者
たとえば、対人恐怖症で、一瞬の気のゆるみも許されず、過度に緊張した感情の持続でヘトヘトになっている人がいる。 その原因が親であるにもかかわらず、「両親が私を思う気持ちを考えると・・・」となる。 そして「私は父を尊敬してい・・・
対人恐怖症の原因は幼児期の時の母親
“自分を愛してやまなかった人の正体” さて、とにかく、対人恐怖症克服のための自己鍛錬をいうのは、恐怖に立ち向かっているのではなく、真の動機である恐怖からにげているため成功しないのである。 真の動機である恐怖か・・・
対人恐怖症と失敗する自己鍛錬
”こわい時はこわさそのものを受け容れる” 『対人恐怖』(内沼幸雄著)に、自己鍛錬について次のように書かれている。 「対人恐怖症患者は赤面と戦うために、滝に当たる、坐禅をくむ。 学校を中退してストイックな自己鍛錬法を試みて・・・
対人恐怖症と「行動は、背後にある動機を強化する」
●自分のほんとうの気持ちに眼を向ける ”勇気をもって、まず踏み込む” 対人恐怖症の人は自分がもっとも恐れている焦点に眼をすえることができず、そのまわりをぐるぐるとまわっているような真似をしていたのでは、いつになっても、不・・・
自意識過剰な人はあやつり人形と同じ
”自意識過剰な人はあやつり人形と同じ” 自意識過剰な対人恐怖症の人は、戦争の終結も知らずにジャングルで戦っている人を想像してみるとよい。 それが、今の自分の姿だからである。 戦争は終わった。 しかし、自意識過剰な対人恐怖・・・
宴会を楽しめる人、楽しめない人
”宴会を楽しめる人、楽しめない人” ところで、自意識過剰や対人恐怖症の大人が見落としてる、大切な事実がある。 それはおとなになって、今自分の周囲にいる人は、自分の親のように、自分を意のままに動かそうとはしていないという事・・・
対人恐怖症と客観視
”「緊張して疲れてしまう自分」を客観的に観察してみる” なにかあるとすぐに緊張して、ストレスでで疲れてしまう人、人に会うと緊張して、あるがままでいられない人、対人恐怖症の人、そういう人はまず、自分が誰かの投射の犠牲になっ・・・
弱点を隠さなくてすむ安心感
”弱点を隠さなくてすむ安心感” 「自分を嫌うな」という対人恐怖症の克服に役立つベストセラーの本がある。 ところが実はもともと、自分で自分を嫌いな人などいないのである。 自分を嫌ったのは決して自分ではない。 親なのである。・・・