”社交的な人間だと思っていたのに・・・” 対人恐怖症患者G男さんは発病前は実に社交的な男で、自称照れ屋だとはいうものの、男女の違い、年齢や地位の上下に関係なく、なんの気おくれもなく交際できた。 あるとき対人恐怖症患者は転・・・
「対人恐怖症の克服の考え方」の記事一覧(14 / 19ページ目)
対人恐怖症の人は勇気をもって立ち向かおう
”恐れている者に立ち向かう” 自分が最も価値をおき尊敬してやまないはずの人を、実は疑っている、いや単におそれているだけだ、という衝撃的な事実に直面できた人は、もう生きることを恐れない。 自分にとって神のような人に対して、・・・
はにかみ
”「はにかみ」の美しさ” 著者は以前ウィーンでの世界精神医学会で、恥じらいという両義的感情が日本人の対人関係の基本となっており、いかに欧米流の個人主義の影響をうけようが、私たちは今後とも羞恥の文化を保持し続けるであろうと・・・
対人恐怖症の人は心の最深部を見つめてみよう
”うわすべりに生きている” 規範意識の肥大化した対人恐怖症の人には、おそらく尊敬してやまない誰かがいるであろう。 自分の父親であるか、自分が属する宗教の教主であるか、誰であるかはわからないが、誰か尊敬してやまない人をもっ・・・
対人恐怖症と~すべき思考
●生きることに自信をもち、人生を信じる ”人間不信がこびりついていないか” 几帳面といい、過度な責任感といい、うつ病の病前性格というものは、不安な緊張や対人恐怖症などからきている。 そしてその底には、自分に対する絶望感が・・・
依存心の強い親とその子ども
●どこまでも自分は自分 ”人に気に入られるために生まれて来たのではない” 気に入らなければ可愛がらないという親の子どもは、受容されるということがない。 他人を受容できる人間には自律性がある。 他人を拒絶する人間には依存性・・・
対人恐怖症と真の主体者
”間こそ真の主体者である” ここで、個としての主体者、つまりは自分というものを考え直してみる必要がありそうだ。 これまでつかってきた「自」と「他」という言葉から検討してみよう。 ここでいう対人恐怖症の「自」と「他」は、分・・・
対人恐怖症の間と剣道の間あい
”剣士は「間」におどらされる” 素朴に日常の対人関係をみてみれば、そこにはどこかに無理がある。先の例 参照 を素直に考えれば、その際の行為の主体者はAでもなくBでもなく、AとBのあいだがら、AとBとのあいだにある「間」、・・・