”本気で真剣に生きる” 「私は神経質なので悩んでいます。とくに人前で恥をかいた時など、自分が情けなくなり、ニ、三日くよくよと考え込んでしまいます。」 こんな悩みを持った人は多い。 でもこの悩みの主はじぶんのことしか考えて・・・
「対人恐怖症の克服の考え方」の記事一覧(11 / 19ページ目)
対人恐怖症と生き残りをかけた戦いを前に
●たしかな手ごたえをもって自分の人生を築く ”生き残りをかけた戦いを前に” 他人が自分をどう思うかなどということを気にしている対人恐怖症の人は、公私において甘えている人であろう。 生き残れるか生き残れないかというギリギリ・・・
対人恐怖症の会食恐怖の特徴
”会食恐怖症の特徴” 会食恐怖と不安神経症の違いは深く、対人恐怖症の中核群との比較によっても、辺縁群の一つである会食恐怖像が明確になってくる。 第一に、H男さんの会食恐怖では、二次的に対人緊張が生じているとはいえ、その後・・・
対人恐怖症の人が第一歩を踏み出した時
”他人の評判が気にならない” 人の評判が怖くなりだす時がある。 それは、今まで対人恐怖症だった人がありのままの自分で生きようとして第一歩を踏み出した時である。 今まで対人恐怖症だった人が第一歩を踏み出そうとする時はまだ他・・・
対人恐怖症者の他者との比較
●もう他人の視線がこわくない ”比較されて生きてきた” これまで、自分と他人を比較するな、ということを書き続けてきた。それは私自身がすぐに自分と他人を比較して劣等感に苦しんだり、優越感をもって歪んだ喜びをもってきたからで・・・
対人恐怖症の集団主義と個人主義
”個人主義か集団主義か” 三好氏の見解は、個人主義と集団主義の両面からなる対人恐怖症の二面的心性を、己惚れと感情的平等主義という切り口で示したものといえる。 この心性は、欧米のそれとは違った日本のデモクラシーのあり方にも・・・
対人恐怖症の人の己惚れ
”デモクラシーと対人恐怖症” デモクラシーは三十歳以下の若者に任しておくのは危険である、といった調子で何でも話題にし、時には話が脱線するのもといわないのが、対人恐怖症の治療技法としての自由連想法的雑談だ。 もう一つの逸脱・・・
対人恐怖症の人の心の底の底にあるもの
”心の底の底を見つめる” 対人恐怖症の人はしたいことができないでいるのに、彼らはしたいことをどんどんする。 それはなぜか? なぜ彼らはしたいことができ、対人恐怖症の人はしたいことができないのか? それは対人恐怖症の人には・・・
対人恐怖症じゃない人だって緊張する
”まず、型をつくる” 対人恐怖症の治療的に大事なのは、これまでのべてきた多くのことがらについてと同様、自分だけがそうだと思い込んでいる対人恐怖症患者に対して、他の多くの人たちも必ずしも型が決まらないことに注意を向けさせる・・・
対人恐怖症の人が今必要なのはモデルチェンジ
●”不信の世界”を打ち破る ”モデルチェンジが必要” この世の中には、心をうちあける親しい友人や恋人をもっているひとがいる。 他人の心を理解し、他人に寛大であるために、周囲の人から信頼されている人もいる。 かと思えば、自・・・