対人恐怖症や社会不安障害、あがり症で苦しんでいて、克服しようとしている人は、 認知行動療法か森田療法、逆説志向など、どれか一つは耳にしたことがあると思います。 でも結局は、三つともすることは同じなんですね。 それは、恐怖・・・
「対人恐怖症の克服の考え方」の記事一覧(10 / 19ページ目)
マインドコントロールと対人恐怖症と会食恐怖症の例
真実を話すと、人は皆何かしらのマインドコントロールされています。 例えば、レストランで突然大声をあげるとかです。 もし突然レストランで大声を発したら大体変な人だと思われるのではないでしょうか。 中にはまったく気にしない人・・・
対人恐怖症と境界文化の知恵
本サイトであげた対人恐怖症例のなかには、見方によって境界例といっていい例が存在する。 それらを著者がなぜ境界例と診断しないのかということの、最も大きな理由は何か。 それは、これらの患者が分割の機制によって自己の矛盾を安易・・・
対人恐怖症と社会恐怖症の微妙な違い
”落ち度があっても謝らない欧米人” 第三に、外国に留学した日本人の比較研究をみてみよう。 里村淳氏の西ドイツでの研究や八島章太郎氏のオーストリアでの研究によれば、視線恐怖はないか、あっても加害者意識が希薄だとのことである・・・
「奥ゆかしさ」
”「恥じらい」も欧米では欠点” 第一に、マークスの著者やDSM――Ⅲでの社会恐怖症では、対人恐怖症の中核群よりも辺縁群におおきな比重がおかれている。 この点が、対人恐怖症と社会恐怖症の違いである。 有病率に関してイギリス・・・
対人恐怖症の治療者
”治療者はよき話し相手である” ここで各種神経症類型の治療技法を概説的にまとめておく。 乖離型類型の対人恐怖症治療では、第一に症状にこだわらないこと、第二に症状と切り離された無意識レベルの対人葛藤に、関心を向けかえていく・・・
真実は対人恐怖症
”乖離型の治療” ところで、対人葛藤と症状内容の乖離とは、どのような意味を持つか。 乖離とは、言葉を変えていえば、対人葛藤を症状内容から切り離し、葛藤への直面を回避し、意識の外に追い出すことである。精神分析学の用語をかり・・・
対人恐怖症の吃音恐怖、書痙
●人前でどもり字が書けない――吃音恐怖・書痙 ”身体的疾患もありうる” 最後に、同じく対人恐怖症の辺縁群である、吃音恐怖・書痙の簡単な説明を加えておく。 対人恐怖症は人前での対人緊張を特徴とする疾患であり、そのために人前・・・
対人恐怖症状と内面葛藤の乖離
”症状と内面葛藤の乖離” 症状と葛藤との乖離に関して、会食恐怖と不安神経症を比較してみる。会食恐怖では、まだ、対人緊張・対人葛藤と、会食恐怖という症状内容の、乖離の程度は大きくなかった。 これに対して不安神経症では、症状・・・
対人恐怖症者の権利「私に何も期待しないで」
他人に会うと、すぐに不安な緊張にかられてしまうような対人恐怖症の人がいる。 彼らはいったいどのような人間関係の中で育ってきたか。 一口でいえば、彼らは今まで、あまりにもひどい人に囲まれて生きてきたのである。 対人恐怖症の・・・